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AシステムとBシステムの金額が合っていない!? → 半年後、定時に退社(^ ^)

▶ J社の抱えていた課題

  • 本来ならば、合っていなくてないけない二つのシステム。その数字が合っていない。こんな話、意外とよくあることです。
  • J社の場合、Aシステムは売上管理システムでした。営業のみなさんが、受注データを入力します。Bシステムは、仕入発注システムでした。受注に基づき、必要な数を仕入れます。
  • それなのに、AシステムとBシステムは常に合っていませんでした。仕方がないので、J社は日常的に余裕を持って仕入していました。その結果、過剰な在庫を抱えて困っていたのです。

▶ 支援内容(お試し業務改善サービス)

  1. AシステムとBシステムを、連動させればいいじゃないか→X(バツ)」まず、データ連動するアイデアが浮かびます。ところが、データ連動は意外とハードルが高いのです。
  2. 「マスターの変換表が必要です」AシステムとBシステムのマスターは、全然違います。二つのシステムを結びつける、『変換表』を作る必要があります。これを作るのが大変。
  3. 「データ連動の開発費がかかります。」古いシステムだと、外部システムと連携することを想定していないものが多いのです。そんな旧式システムと連動しようすると莫大なお金がかかります。
  4. 「社員が協力してくれない。」社員は、AシステムとBシステムに不信感を持っています。AシステムとBシステムが合っていないせいで、日常的に様々な苦労をされています。そこへ、データ連動のための新しい仕事や手順変更を頼んだら?とても嫌がります。社員は、今まで通りにやりたがるものです。

▶ 解決策

  • リスクのあるデータ連動開発費はやめて、その代わりにとても簡単な方法を取りましょう。
    • Aシステムの受注データに、日付を入れることにします。
    • Aシステムで、今日仕入発注を依頼したデータに『今日の日付』を入力します。
    • Bシステムの仕入発注データにも、日付を入れることにします。
    • Bシステムで、今日依頼を受けて発注したデータに『今日の日付』を入力します。
    • 一日が終わったとき、Aシステムの今日発注を依頼したデータの”合計金額”とBシステムの今日依頼を受けて発注したデータの”合計金額”は合っているはずです。ところが、一発で合うことは少ないです。どこかで入力ミスやコミュニケーションミスで、数字を間違えてしまうからです。
    • しかし、当日の夜ないし翌日の午前中なら、すぐにミスを見つけて修正できます。苦労せずに、AシステムとBシステムの数字を合わせることができます。なぜなら、記憶が新しいので関係者の誰もがよく覚えているからです(もしも一週間後経ってしまうと、合わせるのはとても難しくなります)。
    • Bシステムのデータが膨大であれば、”わかりやすい割り方”をしましょう。第一営業部 4/1、第二営業部 4/1、第三営業部 4/1、・・・。第一営業部分だけで照合するのは、とても簡単だと思います。

▶ 結果

  • かくして、AシステムとBシステムは一日ずつ照合されていきました。正しい数値を積み重ねていくと、過去のデータの間違いに気がつくようになります。というのは、お客さまとの取引は正確ですから。取引と、自社システムとのズレが見えてくるのです。
  • こうして、お金をかけずにJ社のAシステムとBシステムは合いました。Bシステム担当の部署は、毎晩遅くまで残業していましたが、半年後には定時で退社するようになりました。

代表コンサルタント:梶原竜太

中小企業の「経理DX・業務改善」をお手伝いしている業務コンサルタントです。
経理・IT・総務で約30年。システム導入の失敗や、50代中心の職場での葛藤もたくさん見てきました。「このままじゃダメだ」と感じている真面目な経理・管理部門の方に、もう一度“勝てる流れ”をつくるヒントを、このブログで発信していきます。

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