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よくある質問

FAQ

よくある質問Q&A

会社全体の業務フローを、理解できている人はまずいません。知っているのは、自分の部署だけでしょう。また、上司は部下の仕事をよく知りません。部下は、上司の仕事を知りません。みんな部分しか知らずに、会社は動いていきます。これくらい、会社の業務フローとは「謎の代物」なのです。
「謎の」業務フローを、絵に描いてみる。IT風の見にくいフローチャートではなく、「右から左へ、上から下へ」、渓流を水が流れるように描きます。すると、会社の仕事の流れが見えてきます。「こんな大変なことをしていたのか?」「こんなメンドクサイことをしていたのか!」「もっと、違うやり方がある(ムダを省ける)はず」様々な事実が、明らかになるはずです。

実は、大ありなのです。 「マスターと現場をそろえる」には、二つの意味が込められています。 (1)マスター(Aシステム)と現実世界 (2)BシステムのマスターとCシステムのマスター(仕事現場) 「だから何?」と、言われてしまいますね。でも、よく考えてみましょう。取引先マスターに、△銀行新橋銀座口支店と同烏森口支店があります。ところが、現実世界では△銀行新橋支店しかありません。さあ、どちらを選びますか?迷ってしまいますね。正解は、取引先マスターを新橋支店に統合しなくてはいけません。これが、「マスターと現実世界をそろえる」ことです。 次は、BシステムのマスターとCシステムのマスター(仕事現場)です。先ほどの△銀行の例を使うと、 Bシステムのマスター △銀行新橋銀座口支店 Cシステムのマスター △銀行新橋中央支店 となります。カオスですね(おそらく、新橋支店は”新橋中央支店”という名称だった時期があるのでしょう)。 このような場合、「現場」では銀座口支店と新橋中央支店を紐づける慣例ができています(理由は不明)。実績や売掛金/買掛金が計上されています。現実世界の△銀行新橋支店とは、まったく紐づかぬまま。 このようなカオス的状況を、放置してはいけません。 (1)BシステムのマスターとCシステムのマスターに、△銀行新橋支店を作る。 (2)BシステムのマスターとCシステムのマスターの過去実績(銀座口支店と新橋中央支店)と、新橋支店を紐づけます。 以上が、「 マスターと現場を、100対100対応でそろえる」ということなのです。

まず最初に、新しいシステムを導入することは「莫大なエネルギー」を必要とします。現場から人を抜いて導入を準備をし、社員は新しいシステムの操作を習得しなくてはいけません。システム導入により、仕事のやり方が変更になります。何より大変なのは、これまでの仕事のやり方を捨てることです(多くの人が捨てられず、新システムと二重入力をします)。
これだけの大変革を成功させられるのは、「会社の業務フロー」が整理できている会社だけです。つまり、「業務改善を実現」してから、新しいシステムを導入するのが長期的に見て近道なのです。
古いシステムにも、よいところがあります。
(1)操作に慣れている(=入力スピードが速い)
(2)システム動作を理解できている(マスタ管理も理解できている)
(3)計算間違いをしない(システムバグがない、出尽くしている)
業務改善は、業務フローを変更します。新しい仕事をすることになります。新しい仕事を始めるとき、システムは信頼できるものを使うべきです。これが慣れない新システムだと、仕事が滞って大問題に発展しかねません。
以上の理由から、新しいシステムは必要ないのです。

お気持ちは、よくわかります。私も逆の立場だったら、抵抗感・反感を持ったと思います。 しかし、会社をまとめる立場になったらどうでしょう?会社は、様々な価値観を持った人々の集合体です。リーダとして、バラバラな個性を一本にまとめるためには?誰もが納得できる、正しい目標を立てるしかありません。 大学受験なら、「合格」でしょう。プロスポーツなら、「勝利」でしょう。会社なら、「正しい会計処理」になります。会計がいい加減なら、利益が出ても不安になるからです。 会社の業務を改善しようとするとき、「正しい会計処理を実現しよう。そのために、業務改善をやるんだ」という言葉は誰にも伝わると思います。

社内の円滑な人間関係、これを維持しないと「業務改善」は成功しません。
そのために必要なのは、優れた説明資料でしょうか?じつは、そうではありません。「タイミング」です。自分の上司、お隣の部署、そのほかの部署、経営層。みなさんが、業務改善の進捗を気にしてくれています。その心配のタイミングを逃さないように、出向いてみなさんの思いを聞いて大切にすること。これが、求められている社内調整です。